約4~5年前、かなり久しぶりにウソップクラスタのオフ交流会に参加しました。
「さ、さ、誘われた…!」と極限まで緊張してましたが、慣れないメイクまでして、すごく張り切って行きました。若かったな…。
そんな思い出の場所、東京ワンピースタワー。
東京ワンピースタワーは私が同人活動や友人関係や趣味を広げたきっかけでした。
万年金欠生活なのに、高い一眼レフカメラを買ったり。カスタマイズレンズ買ったり。
フォロワーさんと弾丸日程で「おれレス」参加しに行ってサンジとウソップに会いに行ったり、年末一人で急に思い立ってブルックに会いに行ったり。
フォロワーさん皆で、ユニバオフ会参加したり。
ユニバの年パス買うほどプレショが好きになったり。
何度も俳優さんの出演作見に行ったり…。
その時まではオタク趣味を主に一人で楽しんでいたので、自己満足的なニヤニヤ幸せ体験はしてきました。…しかしそれに加えて皆と一緒にワイワイ楽しむことって本当に幸せなんだと知りました。
「ああ、人生楽しい!」って感じることが、ワンピースタワーをきっかけにすごく増えたな、と振り返って思います。
タワーに頻繁に行っていたとき、本気でタワーでメンタル保ったときもありました。
「そんなしがみつくことは止めないと」と以前は書いています。本当に怖いと思うぐらい、楽しかったし夢心地でした。
特に、2018年頃のライブショー3rd『PHANTOM』は、ストーリーも音楽も別格で、感動の余韻がいつまでも喉に残って、何度もビシャビシャに泣いてました。
ライブショーといえば!
やはり、一味全員がステージ上で集結する『1』が大好きでした。ワンピースタワーが始まった当時の雰囲気にマッチしていて、一味らしさに溢れていました。遊びに来た、そこに自分とキャラが融合する没入体験!みたいな。
『2』は、トラ男ことローが出てきて…敵にオジキが出てきて、すごくストーリーもはっきりして戦闘もかっこよくて面白かった。光を使った照明演出はかなり素敵だった。
『3』のファントムはワチャワチャ感からまた一風変わったシナリオ展開で、なんだか救われるようなものを感じました。
…まず、歌かな。すごくよかった。オープニングもエンディングも作品という重厚感があって、後に引いていく名残の感動。何度見ても飽きなかった…。
楽しみ方も色々で、ライブショーの写真撮ったり、グリーティングで一味キャラと写真とったり、企画展示をみてしみじみ感じたり、チョッパーのサニー号探検でむぎむぎと遊んだり。
楽しかったなあ…(しみじみ)。
そんな思い出の場所が無くなってしまったのは、ショックというか、まだ受け止めきれていないところがあります。
「もう東京いってもあそこで遊べないのか~ならいっそ行くの考え直そうかな…」と、なんというか、東京にいく理由すら問うレベルで今落ち込んでいます。
しかし、永遠にあってほしいと願うことはできないのかもしれない、とちょっと思うところがあります。
足が遠退いてしまった私にも、閉園の一旦はあるかもしれませんし、全然還元できてなかったんじゃないかと今も思います。
ワンピースタワー「最後にする」とかいうから…、ただあの時は転職するため拠り所を考え直さねばと奮起してた時期でもあったんですけども。でも、それでも。
いつの間にかいい歳の大人になり、すべての物事にはいつか終わりがくることを、年齢を重ねてちゃんと理解しているつもりでいました。
でもだめなんです。やっぱりなんだか悲しいし、めちゃくちゃ寂しい。
「ウソップクラスタと会うなら、東京ワンピースタワーのMUGIWARAカフェで!」とか、そういう『ホームグラウンド』のような拠り所がなくなるのは悲しい。
ライブショーで、キラキラする一味を肉眼で見ながら、皆で騒いだりする新鮮な感動が無くなるのはさみしい!
いつか麦わらの一味が、東京タワーに、トンガリ島に帰ってきますように。
そう祈りたいので、お別れは言いません。
タワーからもらった、たくさんの思い出や感動、友好関係は、私の大切な大切な人生の宝物です。
本当にありがとう。また、会いたいです。